Deskstar 7K1000 1TB

日立GSTは業界初の1テラバイトHDD Deskstar 7K1000シリーズを発表(2007年1月5日)

HGSTが、3.5インチで垂直磁気記録(PMR)を採用したのはこれが初めてだが、Seagateはすでに2006年4月に垂直磁気記録を採用する初の3.5インチHDDとして“Barracuda 7200.10”シリーズを出荷している。しかしBarracuda 7200.10のラインナップは200GB〜750GBのため、1TBのDeskstar 7K1000シリーズは3.5インチHDDとしては最大容量。

Deskstar 7K1000 仕様
Deskstar 7K1000 Specifications
Model(s)HDS721075KLAT60
HDS721010KLAT60
HDS721075KLA330
HDS721010KLA330
InterfaceParallel ATA-133Serial ATA 3.0 Gb/ss
Capacity750 GB1 TB750 GB1 TB
Disks/heads4/85/104/85/10
Data buffer8 MB32 MB
Rotational Speed7200 rpm
Media transfer rate (max)1070 Mbit/s
Interface transfer rate (max)133 MB/s300 MB/s
Latency4.17 ms (average,7200 RPM)
Seektime8.5 ms read (typical), 9.2 ms write (typical)
Silent-Seektime14 ms read (typical), 15 ms write (typical)
Start up current (max)2.0A(+12V), 1.4A(+5V)2.0A(+12V), 1.2A(+5V)
Random read/write (average)12.8W13.6W12.8W13.6W
Idle2.9 bels (typical)
Silent seek,Seek3.0 bels (typical), 3.2 bels (typical)

1TBモデルのディスク枚数は5枚ですから、計算上は1プラッターあたり200GB。4プラッターなら技術的には800GBモデルも作れるはずですが、実際に製品化されたのは750GBモデル。理由は下位モデルとの容量のバランスとか、製造上の都合でもあるのかもしれないけど、一番の理由は「1TBの製品をより強調したいから」なのではないかと思う。

そろそろ出るとわかっていただけに驚きはありませんが、ついにストレージの単位が変わったわけですね。 現在は、まだ日本語のページには掲載されていないので、以下のリンクは英語の該当ページです、詳しくはDatasheetを御覧ください

HGST: Deskstar 7K1000
Seagate

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.fab51.com/mt/mt-tb.cgi/38

コメント(2)

1プラッターあたり200GBと言うことは、400GB(2プラッター)が出てきてもおかしくないのですが・・・
個人的には、1Tは必要ないので、400GB(2プラッター)辺りが欲しいですね。
1プラッターで200GBのHDでもいいかな・・・静音には向いていそうですので・・・等と勝手な事を考えております。

垂直磁気記録はヘッドはともかくディスクの生産が難しいらしい、
ディスクに関しては2.5インチより物理的に大きい3.5インチのほうが
量産が難しいとすれば、あまり早めには出したくないと考えているかも
しれない...想像ですけどね。

INFO

2007年1月 7日 作成:ita

日付順:前の記事は
HGST 1.8インチ80GB

日付順:次の記事は
U US18650GR Li-ion電池

最近の記事:インデックスページ
記事の一覧:アーカイブページ

アーカイブ

ウェブページ

  • .