キッチンパネルを貼る

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抗菌メラミン不燃化粧板 アイカセラール

カウンター横に追加した壁の内側です。光沢のある白色の仕上げ材は不燃化粧板の「キッチンパネル 3mm厚」。これは耐熱、耐水性がある材料のため、従来タイルが使われているような壁面にも使えるのが特徴で、最近のキッチンではこの種のパネルによる仕上げが定番のようです。

この素材は初めてのため緊張します、表面は普通のメラミン化粧板のように見えますが、それほど硬くはなく「もろい」材料のよう。 加工は普通ののこぎりや丸ノコで可能とのこと。試してみると、のこぎりと丸ノコで比較的苦労せずにカットできました。

キッチンパネルの取り付け

壁面への取り付けは専用の両面テープ(1mm厚程度)を帯状に何枚か貼って材料を仮止めし、専用のボンドで完全固定させます。下地がしっかりしていれば、自分で取り付けることもそれほど難しくなさそうです。ただし「両面テープで仮止めするため、1度貼ったらずらせない」わけで、加工精度、貼り付け時の精度を出す工夫は必要です。

施工は楽で扱いやすいですねこれ、しかしタイルに比べると何か手抜き作業のように感じますが...。 また、写真では端材を活用したため本来必要ではない目地があります、目地は白のコーキング(シリコンシーリング材)で埋めました。 突き付けで納めるとどうなるか、仮止め状態で試しましたが、僅かなレベルの差も目立ってしまってダメのようです、目地にしろってことですね。

吊り棚とツインパネル

カウンター上部の光が透けている部分は、先に紹介した『ツインパネルPC / ストライプ』を使いました。光を屈折させ、その後ろに設置した吊り棚の存在感を消そうと考えたのです、これはまんまと成功。

包丁差しとまな板立ては必須

はさみが吊ってある箇所は、包丁差し用に壁をくり抜いてあり、下に包丁が数本刺さるようになっています。 包丁の刃がある部分は「壁の表側」の写真で黒く写っている箇所にあたり、包丁用の通気口です。子供の指が入らないくらいのピッチで細い角材を打ち付けています。さらに表面に黒のネットを貼りましたが、この黒色は目立ちすぎて失敗ですね。


壁の表側

包丁差し横の取っ手のような金属は、調理が終わったあと、ここにまな板を立て掛けておくための物。これは6mmのアルミ棒を曲げてから壁面に打ち込んだだけです。「使いやすい包丁差しと、まな板を立てて置ける場所」これをちゃんと確保しないと料理人は困るようです。

キッチンパネルアイカ工業 | セラール

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2007年9月18日 作成:ita

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