シナ合板下地、透明つや消しウレタン仕上げ
ウレタン塗装はいままでに何度かやったことがあります。 ウレタンを塗る時には厚く塗ろうとせず、薄めに何度か塗り重ねるようにします。塗り重ねる時はきちんと乾燥させ、表面をあて木をしたサンドペーパーで軽く磨いてから塗るとフラットな仕上がりになります。写真はシナ合板をつや消し透明ウレタンで仕上げた座卓の天板表面。 完全乾燥後は、木材の表面を長期間保護してくれる丈夫な塗膜を作ります。

これは約10年以上前に作ったシナ合板の座卓で、5年ほどで小さなキズが目立つようになり再塗装。さらに約5年後の今回も2回ウレタンを塗ったところキズもなくなり綺麗になりました。色調はウレタンの変色のためか、作った時に比べて随分黄色味が強くなっています。シナの場合もともとの色が淡いので、多少黄色味が強くなったくらいの色のほうが見た目が良いかもしれない。
ウレタンは耐水ペーパーを使って研摩
注意が必要なのは、ウレタンを塗り重ねる前に塗装面を研摩をしますが、この時、耐水ペーパーを使って水で濡らしながら磨かないと、あっという間にサンドペーパーにウレタンのカスが付いて研摩できなくなってしまうことです。摩擦熱でウレタンが軟化してこうなるとのことですが、最初はこれを知らなかったため、たくさんのサンドペーパーを無駄に使って作業していました。

ウレタンをはがすのは大変
ウレタンは丈夫な皮膜を作りますが、やがて木材の柔らかい部分や、強い衝撃を加えたりした箇所の皮膜がはがれてきます、こうなるとウレタンを全部はがして、塗装しなおしたくなります。しかし丈夫な皮膜だけに、手作業ではがすのは大変です。私は完全に下地が出るまではがしたことは1度もありません。今回、はがれている箇所は、弱くなっている周辺まで大きめにはがして、はがれた部分にウレタンを2〜3回塗り重ねて厚みをそろえてから全体を研摩し塗りなおしました。写真でやや白く写っているのが、はがれた部分を修正した箇所です。時間が立てばなじんでくると思いますが、ある程度の色の違いはしかたないですね。
このように時間の経過と共に、黄色味が強くなること、皮膜割れ、はがれが起きるかもしれないのがウレタンのいやなところです。

ポリエステル塗装
市販のテーブルなどの家具では、ポリエステル塗装を使っていることも多いようです。ポリエステル塗装は透明度が高く硬度も高い、厚塗りが可能で鏡面仕上げができる、などの特徴がありますが、私は難しそうなので試したことがありません。今回キズが目立ってきた市販のテーブルもウレタンで再塗装をしましたが、もともとは鏡面で堅く透明度の高い仕上がりでしたから、ポリエステル塗装だったのかもしれません。
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