AMD Geode NX 2001が存在する
海外のいくつかの通販サイトなどでGeode NX 2001というCPUが売られており、その説明にはこう書かれています。
Geode NX 2001はAthlon XP 2200+ベースであり、他のGeode NXのようなAthlon XP-Mベースではない。ほとんどのデスクトップマザーボードではAthlon XP 2200+として認識される。
「2001」などという、今迄にないモデルナンバーだけに怪しい。あやしいけれど加工の形跡ないし「もし正規品でないなら、そんな不自然なナンバーをつけるだろうか?」が疑問でした、その写真がこれ。
ANXA2001FKC3G English is here
ANXA2001FKC3Dは正規品
AMDの正規代理店にGeode NX 2001の存在を尋ねてみたところ、なんとANXA2001FKC3Dは、「過去にある特定のお客様向けに存在した型番」 とのことでした。怪しいけれど『正規品』なんですね。でもスペックはAthlon XP 2200+のまんまですから、まったく省電力には期待できません。およそ60W程度の消費電力でしょう。 また、流通経路も不明ですから、もし市場でみかけても買わないことをお勧めします。一応スペックは以下。
Geode NX 2001仕様
- OPN: ANXA2001FKC3Dか、ANXA2001FKC3G
- Core: Thoroughbred
- clock: 1.8 GHz
- FSB: 266MHz
- L2 cache: 256 KB
- V_core: 1.65v
- Socket A
正規品とはびっくりです。
でも、この消費電力ではGeodeとは言えないと思いますね。
話は変わりますが、6400+の静音化のマシーンは大体組みあがりまして
今、試行錯誤中です。TDP125Wという割にはあまり熱くないように思いますね。
気になるのは、スーパーΠ等の演算ソフトでは、デュアルコアなのに、片側だけに
処理が集中しているようですね。均等に処理が出来ればもう少し性能が上がるように
思うのですが・・・。(1側を90%処理中で、2側が50%処理と言った具合です)
この辺はあまり詳しくないので良く解からないのですが
次期製品に期待したい所です。
負荷が軽ければ、発熱も抑えられているんでしょうね、これからの『発熱』が楽しみです。
スーパーπは、マルチコアには対応していないので、しかたないですね検索: スーパーπ デュアルコア対応
スーパーπは1基のCPUを占有するように動作するため、2つのスーパーπを同時に動作させることで擬似的にデュアルプロセッサ環境での測定が可能
journal.mycom.co.jp