Jetway J7F3E-PB(1750)のファンの回転数をコントロール
記事中に何度も電圧の値を示すために使っていたユーティリティーが「MyGuard」で、J7F3E-PBに付属のCDの「PC-Health」の項目がこのユーティリティーです。 コア電圧や、電源、メモリ電圧などのモニタリングとファンの回転数の表示ができます。デフォルトではファンの回転数は最高速度のままですから、どうすればファンの回転数をコントロールできるか簡単に紹介します。
MyGuard
ファンの回転数のコントロール
回転数をコントロールするには、右矢印をダブルクリックして設定画面に切り替えます。
赤枠で示す温度とファンの回転数が表示されている「黄色の文字をダブルクリック」して数字を入力します。例えば下の画面のように設定した場合 40度未満でファンが停止し、40度以上でファンが50%の速度で回転するという設定です。
しかし、このように設定してもファンの回転数は指定通り50%にはならないで80%代の数値を示していました。 もともと50%の指定がファンが安定して回転できないかもしれないような意地悪な数値ですから、何か制限でもあるのかもしれません。 それでも、この状態で温度が40度未満になると、ファンはきっちり停止しますから便利です。 MyGuardのショートカットをスタートアップホルダに入れ、プロパティーから実行時の大きさ:最小化として常駐させておくと良いでしょう。
それから、Smartにチェックをしておいてください、そうでないとファンのコントロールができません。
ファンのコントロールと温度の表示をしているチップは?
実はMyGuardの見た目があまりに...なので、別のモニタリングソフトを使おうとMBM5、Speedfanを試しましたが、うまく表示できませんでした。たぶんSuper I/Oの Fintek F71805FGがファンのコントロールと温度の表示に関わっているはずですが、対応していなかったのでしょう。F71805FGのPDFには以下の記述がございます。
F71805 supports 9 sets of voltage sensor and 4 voltage fault signal outputs, 3 sets of creative auto-controlling fans and 3 temperature sensor pins
FintekFeature Integration Technology Inc
それとCPUソケット内にATTP1が載っております。これは限られたユーザーにはK7のNF2ボードでお馴染みのJumper Free Over Clock ControllerであるATXP1と同じAttansic製でございます。
ATTP1はOver Temperature Protection Controllerでありまして、Over Temperatureの警告とシャットダウンを担うチップですから、直接は関係ないでしょう。で...このような紹介をしていると、つい文体が「某てらさん」風になってしまうのは、なぜでございましょうか?。