地球環境保護に関するビジョン「AMD Green」の活動を日本で拡大
AMDは、地球環境保護に関するビジョン「AMD Green」の一環として、日本AMDが2008年6月より実施しているコンシューマ向けキャンペーン「AMD eco プロジェクト」に、今回「AMD eco プロジェクト2009」プログラムを追加したと発表しました。
この「AMD eco プロジェクト2009」に参加しているPCメーカーのPC筐体には、出荷時に「AMD ecoステッカー」が貼付され、パッケージの中に「植樹証明書」が同梱されます。「植樹証明書」は、PC使用時に消費される電力により発生するCO2の一部を吸収固定※するために、対応PC1台につき1本のマングローブを、NGOを通じて植樹することを証明します。
対象PC要件: AMDのCPU(AMD Geodeプロセッサ等は除外)およびチップセットが搭載された日本国内にて出荷開始されるデスクトップおよびノートブックPC(企業向け、個人向け)
実施期間: 2008年11月1日より2009年12月31日まで
「PCを買ってマングローブを植えよう」というキャンペーンは、マングローブを1本でCO2がどれだけ吸収できるか...ということより、地球の環境問題を消費者に意識させる上では効果的なキャンペーンとは思います。Turion X2はマングローブ1本、Athlon X2なら2本、Phenom X4は3本などと、消費電力に応じて本数を変えればよりリアルでしたね。
インテルの「eco」への取り組みは?
しかし本当に「eco」に対して影響力があるのはインテル社のほうで、「PCの消費電力を抑えるため45W以上のプロセッサを出荷しません!」とか発表したりすると、当然AMDも同調しますから、世界中のCPUが省電力化され真の「eco」になるかもしれない。現状でこの宣言ができるのはIntelしかありません、AMDが先にやったら自滅してしまいます。
でも、インテルはそんなことしない...いっそ、日本は50W以上のプロセッサは「eco関税50%」かけるとかはできないのだろうか。 --- ここ数年やたらと「eco」というキーワードが目につきますが「本当にエコなのか?、ecoのイメージが欲しいだけじゃないの」と、この言葉が出るたびに思います。