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ポリカーボネート断熱高耐候中空シート - AGC旭硝子

実は中空構造のポリカーボネートパネルでは、ツインパネルPCよりもメジャーなのがAGC旭硝子の「ツインカーボ・シリーズ」。私はツインカーボを使ったことがないので写真がありませんが、豊富なバリエーションがあり、建材店などでサンプルを見る事もできると思います。ツインカーボならクリアフロストやグレーがどんな感じなのか興味があります。乳半も使いたい場合があるのですが、光の透過度がどれくらいなのか、サンプルでみてみないと良くわかりません。このツインカーボも、旭硝子が製造しているのではなく輸入製品かもしれませんね。

ポリカーボネートを特殊技術で一体成形した、中空構造のシートです。一般ポリカーボネートシート(同厚)に比べ約1/5と超軽量で、その構造から生まれた空気層は、優れた断熱・保温効果をもたらします。
品種仕様一覧 | 建材・産業用ポリカーボネートシート

AGC旭硝子

ポリカーボネート中空構造パネル

以前書いたツインパネルPCを使った建具の記事で、何度か問い合わせをいただきました。ツインパネルPCはホームセンターなどで売られていませんから、入手もしずらく、情報もあまりありません。そこで私が知る範囲でツインパネルPCに関する追加情報を掲載します。

twinpanel-stripe2.jpg

これは前回窓の内側に使ったツインパネルPC「ストライプ」の4mmです。外光を通すのは「クリア」と同様ですが、クリアと違い内部に細い筋状のラインがあるため、ストライプは適度に光が回折し明るい場所に使うと美しく輝きます。またこの性質によりある程度視界をさえぎることができるのも特徴です。 クリアは他社の同等製品にもありますが、私の知る限り「ストライプ」はこのツインパネルPCにしかないようです。

リフォームとかPCに貼って色を変えるとすれば?

屋外用サインシートの耐候性が良いなら、扉の色を変えるとか、PCのケースや携帯電話に貼って色を変えるとかにも使えないか...と思い付く方も多いでしょう。しかし、結果から言うと適していません。

スコッチカル フィルムやタフカルなどの屋外用サインシートは、紫外線や水分への耐久性はあっても、耐摩耗性は備えていません。つまり表面は柔らかいのです。このため、つめで軽くこすっただけでもキズがつきます。また薬品や油分に対しても弱いので、あまり手が触れそうにない箇所に、帯や模様、文字を入れる程度にしか使えません。 また、もし思ったような仕上がりにならず剥がそうとしても、のりが残る可能性が高いので、やらないほうが無難です。これらの用途には面倒でも塗装で仕上げるか、別の素材を使うことをお勧めします。

店の看板はA4サイズ

店の看板の印象で客層まで変わってしまう、と言えば大げさかもしれませんが、重要な部分だけに悩みました。 この店は予約中心の店なので「目立つ看板は必要なく、存在がわかれば良い」とのこと。小さな木製のサインを作りました。

ベースは無垢材に2倍に薄めた油性ウレタンを、布で塗って拭き取りを数回繰り返し、木材両面に耐水性を持たせました。 文字は黒つや消しのサインシートを使用。サイン屋さんにデータを渡しカットしてもらった物を貼りました。な〜んとなく手抜きのような仕様ですが... それなりに耐候性はあるはずなのです。説明は長くなりますが↓

カッティングシート

文字などの形に加工して、手軽に貼れるステッカーの素材として有名なのがカッティングシート(略してCS)ですが、一般名称はサインシート言います。ただし製品名であるカッティングシートのほうが、呼び名として一般化してしまったようです。 サインシートは耐候性によって短期装飾用と、屋外看板用の大きく2種類に分けられます。カッティングシートは短期装飾用で中川ケミカルの製品名。同じ中川ケミカルで屋外看板用はタフカル(Taffcal)という製品ですが、この名前はあまりなじみがないでしょう。

SK-11 T型ネイルNT-14 (1x1.3mm 長さ14mm)

ガンタッカーで赤松に打った14mmのT型ネイル、空中で発射しているため半分くらいしか入っていませんが、普通に打てばちゃんと打ち込めます。 もし材料が硬くて途中で止まっても、あとで玄能で打てばいいだけ。実はこのT字型の針がガンタッカーで打てるのを知りませんでした。 薄いベニヤを桟に打ってパネルを作るくらいなら、これで簡単にできました。意外にも便利に使えるガンタッカー、しかしそれを買ったのは別の目的があったから...

普通のホッチキスのような形の針(コの字型)ももちろん打てます。 T型ネイルは、12mmと14mmしか使えないので使う範囲が限られますが、T字型の針はエアタッカでないと使えないと思っていたので驚きました。もしかして、打てることを知らなかったのは私だけ...

日立工機 丸のこ C7BA3 190mm

この丸のこは、7インチの超硬チップソーで、一般用のスチールベース、つまり木材に接する面がスチールのプレスで作られている古風な丸のこです。 より精度良く作業するには、ベースががっちりしたアルミの鋳物で出来ている造作丸ノコ(アルミベース)の製品が向いています。 価格は、造作丸ノコのほうが高いのですが、最近はどうしたことか「丸のこ」自体が安くなっていますから、もし今買うなら造作丸ノコでしょう、6インチで十分なようです。

丸のこの電子化

丸のこでも電子化は進んでおり、LEDライトとか、レーザーマーカーなど、それほど必要かどうかわからない機能から、電子制御で無負荷時の騒音を低減し、木材の加工中は回転の変動を抑えるという電子丸のこなど、本質的な機能も追加されています。

さらには、人体接触時の誘導電流の変化をDSP処理で検出して緊急停止、ジャイロによる姿勢制御で直進性の改善やCCDを使った材料認識などの機能を持った、「デジタル丸のこ」の登場が待たれています。(↓)

シンワ デジタルノギス MODEL19972

レーザー付 水平器といっしょに特価のデジタルノギスも買ってしまいました。木工造作には使わないし通常のノギスも持っているので、なくても困らないのですが、1つくらいあってもいいかと思ってつい!。

メーカーはシンワですからちゃんとした製品です、調べたところこのMODEL19972は旧モデルで、新しいモデルの19976では水濡れに強くなっていることと、数値ホールドが追加されていることが違いです。

digital_caliper

  • シンワ DIGITAL CALIPER 200mm MODEL19972
  • 最小読取値:0.01mm
  • 誤差:0.03mm
  • 繰返し精度:0.01mm

KAPRO PROLASER Wiz

レーザーポインタが付いている水平器です。実際にレーザーポインタが必要になることは少ないので、あまり関心がない製品でしたが、ホームセンターの特価980円を見てしまっては、買わずにはいられませんでした。 KAPROというメーカーでイスラエル製のようですが調べてみても良くわかりません。

PROLASER Wiz

レーザーポインタで離れた場所とのレベルが合わせられるので、必要な時にはとても便利に使えるかもしれない製品です。もし、あまり使い道がなかったとしてもレーザービームが出るってだけで楽しい。レーザーポインタはマッチ棒の先くらいの赤い点が出ました。

GYOKUCHO RAZORSAW 0.3mm

写真は板の途中まで切ったところです。使っているノコギリはRAZORSAW(レザーソー A型)という細工用鋸で鋸刃の厚みは0.3mm、 鋸で切り込まれた溝の幅は約0.5mmあります。あらかじめカッターで引いた線の右側を切り進めていますが、精度良く切れているのがわかると思います。 今回の改装で、大きな板材や合板は、ある程度ホームセンターの立体パネルソーでカットしましたが、現場合わせには、この手ノコが活躍しました。私はこれがないと精度良く作業ができる気がしません。

kaisou-razorsaw1.jpg

この鋸は板材や合板用です。一応、アクリルやエンビなどの樹脂も切れますから便利に使えます。しかし、デリケートな刃なので無理をすると刃先をいためてしまいます。 この鋸は気に入っているため十数年使っていますが、替刃は確か3枚目だったような...。

タチカワブラインド ペルレ

出窓にはプリーツスクリーンを使いました。プリーツスクリーンはブラインドやロールスクリーンより柔らかな印象になります。 ニチベイとタチカワブラインドの見本帳を見ましたが、光の透過度や色調、素材が違う非常に多くのサンプルがあり迷いました。今回は2種類のスクリーンを使い、多少色合いと光量の調節ができるようにしました。もちろん1つの素材でもプリーツスクリーンができます。

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