ストレージ アーカイブ #2

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HGST P7K500 HDP725050GLAT80

外付けハードディスクのSeagate160GBに不良セクタがあることがわかり、急遽HDDを入れ替えました。最初はSeagateの製品で探しましたが適当な物がなかったため、 前から気になっていたHGSTのP7K500、500GBモデルを購入しました。この500GBモデルは2プラッタモデルですが、データシート上は1プラッタモデルより静かなはず、なのです。

hdp725050glat80

HGST Deskstar P7K500のモデルナンバー

Deskstar P7K500は2枚のディスクで500GBを実現しており、以前紹介したDeskstar 7K1000のMedia transfer rate(媒体記録再生時のデータ転送速度)が1070 Mbit/sだったのに対し、このP7K500では1138 Mbit/sと向上しています。このため実使用時でもDeskstar 7K1000より速そうです。そればかりではなく消費電力と騒音もデータ上低くなっていますから、PCの静音化にも有効なHDDかもしれません。

Deskstar P7K500のアドバンストパワーマネジメント

Deskstar P7K500は、最大40%の消費電力低減により、アイドルモード時において、250GBの製品で3.6ワット、320GB以上の製品では4.8ワットと大幅な低減を実現しています。同様にアクティブモード時でも250GBの製品では6.4ワット、320GB以上の製品では8.2ワットとそれぞれ低減しています。

250GBプラッターのHGST Deskstar P7K500の仕様

10月22日に発表された日立GSTのハードディスク Deskstar P7K500は、「通常のアイドルモードに比べ44%の消費電力を低減する低速回転モード」を持つのが特徴。消費電力が抑えられた製品は通常発熱も少なめですから、PCを静音化するには好都合なHDDではないかと注目しています。

hgst_deskstar-p7k500

2プラッタモデルのほうが騒音が少ない?!

Deskstar P7K500データシートを眺めていたら、面白いことに気付きました。騒音(Acoustics Idle (Bels,typical)の欄でディスク枚数1のモデルよりもディスク枚数2の大容量モデルのほうが、より低く記載されているのです、なぜだろう?。

Seagate Barracuda 7200.10, 320GB( ST3320620A )

今使っているHGSTの3.5インチHD 200GB HDT722520DLAT80の読み出しが不安定に感じる時があり、念のためSeagateを買ってシステムとデータを移しました。7200.9を使っていた時に、時々聞こえたジジジ...という音が気になりましたが、7200.10ではしないようです。(訂 7200.10も同じような音がします)

st33620a.jpg

私が使った80G以上のHGSTとSeagateの騒音を比べると、回転音は製品ごとにばらつきがあるものの、だいたい同程度のレベルに感じ、HDを直接触った時に感じる振動はSeagateのほうが少ないように感じました。シーク音は最近のHDでは両社とも静かですね。

HGSTだと匡体に直接取りつける時に何かダンパーでも付けないと匡体が振動して騒音が出ましたが、 Seagateだとそれほど気にしないで取り付けても問題が起きにくいように思いますが、どうでしょう。

垂直磁気記録のSeagate Barracuda 7200.10

今使っている3.5インチHDは、HGSTの従来の記録方式の製品ですが、次に買うとすればSeagateの垂直磁気記録のHDにしてみようと思っています。日本シーゲイトのページで現在どんなモデルがあるのか探しましたが、モデルナンバーと仕様の関係が非常にわかりにくい。そこで垂直磁気記録のBarracuda 7200.10シリーズと従来のBarracuda 7200.9の、Model Numberと容量を調べ、簡単にまとめてみました。

3.5-inch Seagate Barracuda 7200.10 仕様

Seagateの垂直磁気方式のHD、表で太字のModelはデータシートに載っているモデルナンバーです。

Barracuda 7200.10 Model Number
ModelCacheDisks/headsUltra ATA SATA
750GB16Mb4/8ST3750640AST3750640AS
750GB8Mb4/8ST3750840AST3750840AS
500GB16Mb3/6ST3500630AST3500630AS
500GB8Mb3/6ST3500830AN/A
400GB16Mb3/5ST3400620AST3400620AS
400GB8Mb3/5ST3400820AST3400820AS
320GB16Mb2/4ST3320620AST3320620AS
320GB8Mb2/4ST3320820AST3320820AS
300GB16Mb-ST3300620AST3300620AS
300GB8Mb-ST3300820AST3300820AS
250GB16Mb2/3N/AST3250620AS
250GB 8Mb2/3ST3250820AST3250820AS
200GB 8Mb2/3ST3200820AST3200820AS

Seagate Barracuda 7200.9

Seagateの従来の記録方式のHD、同じBarracuda 7200.9シリーズとはなっていても、 記録密度最高160GBプラッターが使われているのは大容量製品だけで、小容量の製品はたぶん別ですね。 現在シーゲイトのページには以下のModel Numberが載っていました。

3.5-inch Seagate Barracuda 7200.9 Model Number

Barracuda 7200.9 Ultra ATA
Height:26.11mm
ModelCacheDisks
/heads
Model NumberWeight
500GB16Mb-ST3500641A 710(g)
400GB16Mb-ST3400633A 710(g)
300GB16Mb-ST3300622A 655(g)
250GB 8Mb-ST3250824A 580(g)
200GB 8Mb-ST3200827A 580(g)
160GB
160GB 8Mb-ST3160812A 580(g)
160GB 2Mb-ST3160212A 580(g)
120GB
120GB 8Mb-ST3120814A 580(g)
120GB 2Mb-ST3120213A 580(g)
80GB
80GB 2Mb-ST3802110A 525(g)
40GB 2Mb-ST3402111A 525(g)

日立GSTは業界初の1テラバイトHDD Deskstar 7K1000シリーズを発表(2007年1月5日)

HGSTが、3.5インチで垂直磁気記録(PMR)を採用したのはこれが初めてだが、Seagateはすでに2006年4月に垂直磁気記録を採用する初の3.5インチHDDとして“Barracuda 7200.10”シリーズを出荷している。しかしBarracuda 7200.10のラインナップは200GB〜750GBのため、1TBのDeskstar 7K1000シリーズは3.5インチHDDとしては最大容量。

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