2013年3月アーカイブ

構造用針葉樹合板で座卓を作ってみた

構造用針葉樹合板が安価に入手できることから、これで机(ロープロフィール・ワーキングテーブル)を作ってみようと考えた。最初28mmで作ってみたら、非常に丈夫なものが簡単に出来たので、もう1つ24mm合板で作ってみたのがこれ。

畳の上に置くため足はソリ状にし、幅広く安定感のある形状にすること・・ちょうどこの写真のような感じをイメージして作りました。サイズは1550X600(h300)ありますから、作業用に十分な広さです。

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合板は木口の処理に悩まさせるのだが、この「針葉樹合板」の木口は見せても面白いんじゃないかと思い、そのままとしました。結果、ご覧の通り作りは非常に簡単です。

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足になる合板を75ミリの細軸スクリュービス各3本で締め付けて組立。裏側の補強桟は細軸コーススレッド70ミリで取り付けました。表面を軽くサンダーで磨き、オイルフィニッシュ(ワトコ)で仕上げて完成です。作業途中の写真を撮っておけばよかったのだが、すぐに出来上がってしまったので、写真を撮るのを忘れていました。

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今回はスーパービバホームPlusで24mmの厚物構造用合板を買い、カットしてもらったので、持ち帰って組立、サンダー、塗装まで、1日で出来上がりました。28mmのほうがより剛性の高いもと思われますが、通常は入手性の良い24mmでも十分だと思います。

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木口の処理
シナ合板の家具などでは、たまにその木口を活かした仕上げを見ることがありますが、シナ合板のナチュラルで穏やかな表面に対し、木口が目立ち過ぎる感じがして、あまり好きではありません。その点構造用針葉樹合板の表面は荒々しく、木口をそのまま、というようなざっとした仕上げでも、そう不自然ではないように思います。

なによりも安く・・・構造用針葉樹合板は、その名の通り「構造用」のため、表面は粗いのですが強度は抜群、そして安価です、ざっくりとお気軽に作りましょう。厚物針葉樹合板は24mmで2500~3000円くらい、カット代、ビス、塗料などを入れても合計3500~4500円くらいでしょう、1つ作ってみませんか

電ドルは必須、塗装はお好みで!

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