2009年1月アーカイブ

Qimondaは2009年1月23日破産手続きを申請

DRAMの大手メーカーであるドイツQimonda社は、以前から経営難に陥っていると伝えられていたが、ついに2009年1月23日、ミュンヘン地方裁判所に破産手続きを申請した。昨年9月のキマンダ社買収への動きでも資金繰りの悪化がこのまま続けば、同社はあと半年以内に倒産するだろう。という予測がされており、ちょうどそのころから始ったDRAM価格の急落を考えると、やはりQimondaは持ちこたえられなかったか、というのが多くの方の感想でしょう、残念です。

qimonda.jpg

メモリチップのスポット価格は反転したが

メモリチップのスポット価格は、2008年12月初めに平均単価0.64ドルで底を打ち、1/24日現在0.94ドルへと回復。最安値から約50%上がったことになる。それでも、まだまだ安い。これがどう安いのか「後藤弘茂のWeekly海外ニュース」で書かれているのでざっと紹介します。

1G-bit DRAMの製造コストは3ドル前後

1G-bit DRAMの製造コストはDRAMeXchangeの試算では、1チップ当たり2.7〜3.1ドルとしている。仮に減価償却費を無視したとしても、DDR2 1G-bit品のコストは1.35〜1.6ドルであり、現在の1ドル程度の価格ではやって行けないことになり、恐ろしいほど採算ラインを割っている。

12インチウェハFabで70nmプロセスのDDR2 1G-bit品を製造する場合、DRAMeXchangeの試算では、1チップ当たり2.7〜3.1ドルのコストがかかるという。内訳は2.2〜2.6ドルがダイコスト、20〜30セントがパッケージコスト、20〜35セントがテストコストとなっている。 半導体Fabの投資金額は極めて大きいため、実際にはこのコストの半分程度(DRAMeXchangeの試算では12インチウェハFabの場合、1G-bit品で50〜55%)が減価償却だという。50%台より小さいと指摘する声もあるが、減価償却が大きな割合を占めていることは間違いがない。

後藤弘茂のWeekly海外ニュース 09/01/21

メカうさぎ64氏からの投稿

AMD Athlon X2 Dual-Core (Kuma) 95W

あけましておめでとうございます。 今年もお世話になると思いますので、よろしくお願いいたします。 早速ですが、7750関連の写真です。 どうでも良いような写真だとは思いますが、旧製品のX2 4600+(65W) との比較です。

AD775ZWCJ2BGH BOX

ハードボイルドカフェを1日にオープン

しばらくBBSを休止していましたが、新たに「ハードボイルドカフェ」として復活させました。 「ハードボイルドカフェ」で使っているcgi(ナレーションBBS)は随分前から各所で使われているナレーションBBSです。

hardboiled_cafe.jpg

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