職人ごっこ アーカイブ #3

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カウンターの塗装をどうするか...

カウンターの塗装は、耐久性のある『油性ウレタン塗装』が安心。しかし、せっかくの無垢材なので『オイルフィニッシュ』のほうが美しく仕上がりそうだし、できればウレタン塗装は避けたい。でもオイルフィニッシュには耐候性に問題があるし...と悩みました。

オイルフィニッシュ

「木材に油をしみ込ませてから、拭き取り、乾かす...」を何度かくりかえすだけですから、作業自体は簡単です。見た目も木が濡れたような自然な仕上がりになり美しい。ウレタン塗装と違って塗膜を作らないので割れたり、はがれたりすることはありませんが、耐水性や耐摩耗性には期待できません。 また、ワックスを塗るなど定期的な手入れが必要です。下の写真は今回使ったワトコ(WATOCO)のオイル。

watoco

カウンターのひび割れ

製材所から引き取った4mの材料には木口からの急速な乾燥を防ぐためか、木口にボンドのような物が塗ってあり、ひびはありませんでした。ところがプレーナー加工を施し2.7mにカットしてからわずか2日で木口に小さな割れが出ました。

2.7mにカットした段階で木口付近が乾燥して縮み割れが出たのでしょう。 ある程度は予想していたことなので、そり止めの加工を急ぎ、塗装してしまえば割れが防げるかもと考えていました、が甘かったようです。

tigiri

実はこの材料を引き取る時、乾燥機にかけなくても大丈夫なの?という話しをしたのですが、製材所のおやじ様は『たぶん大丈夫だろ、それに色が悪くなるぞ』とのことで、そのまま使いました。しかし、おやじ様、これ乾燥足りなさすぎなんでは...

職人ごっこの日々、スタート

できるだけ自分でリフォームをする、という体力勝負の改装プランを立て、「職人ごっこの日々」が続いています。ようやく80%ほど完了し、ある程度ゆとりができました。そこでどんな「職人ごっこ」をしてたのか、順に紹介します、ではカウンターの製作から。

杉の一枚板のカウンターを作る

幅2.7mのカウンターを作ることになり、集成材に突き板でも貼って手早く仕上げてしまおうと考えてました。 この話しを友人にしたところ、親しい製材所のおやじがいるから、これから行ってみようということになり、製材所を訪ねました。 「檜(ひのき)とか欅(けやき)もあるけど、どれがいい?」、「杉なら安く出せるけど」とかで、結局、樹齢約100年の国産の杉を安く譲ってもらいました。

sugi

板のサイズは、幅430mm、75mm厚、長さ4mです。杉は柔らかいので、あまりカウンターには適していないかもしれませんが、まあ良しとしました。乾燥が十分でないためか表面に「かび」がありますが、これは表面加工で綺麗になります。 それにしても、この友人のおかげで集成材のはずが無垢材を入手、その重いこと...二人で持ち上げるのがやっとでした。

自作はPCだけにしておけば良いものを....

現在、友人から「小さな日本料理の店を作りたいのだが」という相談を受け、その改装プランを考えています。 プランだけなら、それほど忙しくはならないのですが、プランと施工が同時進行、しかも「できそうな所は私が作る」という無謀な計画にしたため、非常に忙しいことになっています。

Google施工

職人ごっことはいえ、きちんとした物にしたいと考えています。不明な点はサーチエンジンを徹底活用してなんとかするという、検索主導型施工になりそうです。 とりあえず、現在2.7m幅の一枚板のカウンターを製作中。製材所から手持ちの材料を譲ってもらい、木工所でプレーナー加工(カンナ)、設置と仕上げは私です。 実際に作業をしてみると「天然木の扱いは難しい」ということを実感しました。...ゆとりができたら、もう少し詳しく紹介します。

kaisou-collage.jpg

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