2008年11月アーカイブ

300系新幹線から、本日で運転を終了した0系まで

500系、N700、700系と時間を遡り、次は300系新幹線です。 これは今月「ひかり」で浜松に行った時の写真。500系以降に登場した新幹線は、あまり好きじゃないので、飛行機や在来線、寝台、その他の交通機関を使って移動することも多くなりました。それでも、一番利用したのが100系新幹線か、この300系かもしれません。

JR 300系新幹線

トンネル微気圧波対策のために採用された技術

500系の鋭いロングノーズ、丸い車両断面はトンネル微気圧波を軽減するともに空気抵抗を最も受けにくい形状ではあるものの、美しいフォルムを実現するため、必要とされる空力的形状よりも鋭いデザインになっているとされています。

その後、東海道、山陽新幹線用に開発された700系は、運用面や経済性を考えノーズ長を短縮し客室空間を広げるためのデザインで、合理的な形状のように思えました。しかし、最新の新幹線N700系に乗ってみて、実際にその丸みの目立つノーズを見てみると、どうしてそんな形になったのか不思議で調べてみると...。

JR N700系新幹線


N700系 側面ロゴ

山陽新幹線で一部の「こだま」が0系から500系で運用開始

「0系新幹線は定期の営業運転を終了する」というポスターを広島駅で先日見ました。 夢の超特急『ひかり』として1964年10月1日に登場した0系は、山陽新幹線で一部の「こだま」として運用されていましたが退役。12月からは0系に替わって500系新幹線がJR西日本内の「こだま」として運用されます。その 500系新幹線もN700系「のぞみ」の登場で近い将来「のぞみ」からすべて退く予定。現在は(東京 - 博多間)の定期運用「2往復」を残すのみになりました。

平成20年11月末に定期による営業運転を終了する0系新幹線が、12月6日、13日、14日に新大阪〜博多間にて「ひかり号」として、「0系さよなら運転」を行います。

JR 0系新幹線

500系「のぞみ」時刻表


東海道新幹線 浜松駅付近を通過する「のぞみ29号」

現在までに約200万枚のRadeon HD 4800 シリーズを出荷

AMDはATI Radeon HD 4800シリーズ・グラフィックス搭載PCが、世界中のOEM(original equipment manufacturers)、およびSI(システム・インテグレーター)から出荷されていると発表しました。面白いのはこのAMDのプレスリリースでインテルのCore i7(コアアイセブン)についても言及していること。 Core i7でRadeon HD 4800の販売が加速したら、苦笑いするしかないですね。

「ATI Radeon HD 4800シリーズ・グラフィックス」は、「AMD Phenom X3プロセッサ」、「AMD Phenom X4プロセッサ」だけでなくインテル Core i7 プロセッサーおよび、インテル Core2 シリーズ・プロセッサーとの様々な組み合わせのPC構成にて販売されています。

AMDニュースルーム

本日、11/20日でfab51は開設8周年を迎えました。ブログも公開してからちょうど2年です。 また、この11/20日はhiyohiyo氏の「Crystal Dew Worldの開設」と重なっておりまして、そのCrystal Dew Worldは「ついに10周年」とのこと。Crystal Dew World

早いもので開設からもう8年です。今後ともよろしくお願い致します。

東芝 SDHC/SDカードの転送速度 比較

東芝はSanDisk社と共同出資して運営している製造合弁会社(三重県四日市市)の生産設備の一部を買い取ることに基本合意(10/20)。また、 東芝は最先端43nmプロセスで2値(SLC)技術を用いたNAND型フラッシュメモリ16種類を製品化し、来年第1四半期(来年1-3月期)から順次量産を開始する(10/28)というニュースもあり、今後より高速で大容量なSDHCカードが東芝から登場することが期待できそうです。

SLCのNAND型フラッシュメモリは、一般的に書き込み回数が多く、書き込みや読み込み速度が速く、信頼性に優れています。当社はこれまでもSLC NAND型フラッシュメモリを一部展開していますが、今回新たに最先端43nmプロセスを適用したSLCのNAND型フラッシュメモリの新製品を小容量から大容量まで展開することにより、組み込み機器などに最適なストレージメモリを提供します。

東芝:ニュースリリース (2008-10-28)

SanDisk SDHC/SDカードの転送速度 比較

SDHC/SDカードは、この1年でさらに価格が下がり、高速版のSDカードが一般化しました。 経営的には、このところ失速ぎみのSanDisk。高価で売られていることの多いSanDisk SDHCカードも、それなりの価格になっています。 そこで今回は『高速版のSDHCカード、SDカード及びmicroSDカード』の品番に絞って、その転送速度の表記をまとめました。グレーの文字は販売が終了した製品、1GB未満の製品は省略しています。もしSanDisk製品から選ぶならClass4以上でしょうか。

東芝OEMのSDカードとサンディスクのSDHCカードを比べてみた

東芝のSDメモリカードも試してみたいと思っていたら、都合良くハギワラのClass6 2GB SDカード(HPC-SD2GZ)が安く売られていたので入手しました。ついでに比較用に普通のKingmaxの2G SDカードも買いました。この2つと以前買ったLexerをSandiskと比較してみます。

SanDisk Extrem III(4GB SDHCメモリーカード)

先日SanDiskの高速版のSDHCカード「SanDisk Extrem III」4GBが比較的安く売られていたので購入しました。(ソフマップの店頭で3480円+ポイント10%)ただし他社製品に比べると、安くはないかもしれません。Extrem IIIがどのくらいのベンチ結果を示すのかを測ってみたかった、というのが一番の目的です。

SanDisk Extrem III SDSDRX-4096-903

Extreme3 4GB
SanDisk Extreme III パッケージ

Athlon X2 6400+ Black Edition (ADX6400IAA6CZ)

Athlon X2 6400+ BEは、他のブラックエディション(Athlon X2 5400+ Black Editionなど)と同様に倍率の上限が解除されていると思っていましたが、実際はブラック パッケージ なだけだったようで、上限倍率がロックされているというメールを「Kさん」からいただきました。

HGSTは、2プラッタ500GBの2.5インチHDDを発表

日立グローバルストレージテクノロジーズ は13日、プラッタ(円板)1枚あたり250ギガバイト、最大記憶容量500GBの2.5型HDD「Travelstar 5K500.B」を発表しました。 これまでの2.5型「Travelstar 5K500」では、3プラッタで500GBの容量を実現していましたが、最大面記録密度を375(Gbits/sq.in.) に高めることで、業界標準の9.5ミリ厚のフォームファクタで500GBの容量を実現しています。

Travelstar 5K500.B 製品品番

Travelstar 5K500.B : 製品名
容量Standard ModelsBDE Option ModelsEA Models
500GHTS545050B9A300HTS545050B9A301HTE545050B9A300
400GHTS545040B9A300HTS545040B9A301 -
320GHTS545032B9A300HTS545032B9A301HTE545032B9A300
250GHTS545025B9A300HTS545025B9A301HTE545025B9A300
160GHTS545016B9A300HTS545016B9A301HTE545016B9A300
120GHTS545012B9A300HTS545012B9A301 -

Travelstar 5K500.Bは、2008年12月よりワールドワイドに出荷を予定、連続稼動対応モデル(EA Models)は2009年第1四半期末の出荷の予定。

富士通は、業界最高水準の省電力2.5型HDDを発表

省電力の性能はHGSTのTravelstar 5K500とそう変わらないようですが、全データを1秒以下で完全に無効化する「データ瞬間無効化機能」がユニークです。安く出回れば試してみるのも面白いかもしれない。

最大記憶容量500GBを実現し、記録時の消費電力を、業界トップクラスとなる1.4ワットに抑えました。 さらに「MJA2 CH」シリーズでは、機密情報などを取り扱うお客様向けに、大容量データの情報漏えい防止のニーズ応え、暗号化機能を搭載しました。本製品は、データを自動的に暗号化してディスク上に記録する機能および、HDD内に記録された全データを1秒以下で完全に無効化する「データ瞬間無効化機能」を備えています。

fujitsu 08/11/11

45nmの最新型プロセッサ「Shanghai」の売り上げが好調

EE Timesは、AMD Shanghaiプロセッサが、当初の予定を前倒しして出荷され、その売り上げが好調であると伝えています。

AMD社が製造した4コア品のShanghaiプロセッサは、当初の予定を前倒しして出荷中だが、詳細はまだ正式発表されていない。ただし、同社でサーバー担当のマーケティング・マネジャーを務めるBurke Banda氏によると、思い切った低価格を設定するという。さらに、65nm技術を適用した前世代の「Barcelona」と比べて性能を約35%も高めながら、消費電力は約30%低減したという。

eetimes.jp 08/11/10

地球環境保護に関するビジョン「AMD Green」の活動を日本で拡大

AMDは、地球環境保護に関するビジョン「AMD Green」の一環として、日本AMDが2008年6月より実施しているコンシューマ向けキャンペーン「AMD eco プロジェクト」に、今回「AMD eco プロジェクト2009」プログラムを追加したと発表しました。

この「AMD eco プロジェクト2009」に参加しているPCメーカーのPC筐体には、出荷時に「AMD ecoステッカー」が貼付され、パッケージの中に「植樹証明書」が同梱されます。「植樹証明書」は、PC使用時に消費される電力により発生するCO2の一部を吸収固定※するために、対応PC1台につき1本のマングローブを、NGOを通じて植樹することを証明します。
対象PC要件: AMDのCPU(AMD Geodeプロセッサ等は除外)およびチップセットが搭載された日本国内にて出荷開始されるデスクトップおよびノートブックPC(企業向け、個人向け)
実施期間: 2008年11月1日より2009年12月31日まで

AMDニュースルーム 11/04

メモリチップのスポット価格はあいかわらず下降中

メモリチップのスポット価格は、8月末に大きく値を下げ、その後もずるずると降下。現在のメモリのスポット価格の相場は、8月下旬のおよそ半分近くにまでなってしまった。この状況に、メモリ製造メーカーはどこも頭を抱えているに違いない。メモリモジュールの価格も、スポット価格同様下がっていることから、こんな時こそ高品質のモジュールを買いたい。

しかし、メモリ製造メーカーのQimonda, Hynixとも提携先の企業で製造されているだろうし、Elpidaも国産とは限らない。 Micronは、あまり見かけないとなると、残るのがSamsung。う〜ん、これではどれを買っていいのか良くわからない。友人M氏は「Transcendでいいんじゃない、安いし」とか言ってましたが...。

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