Movable Type 3の記事投稿画面にはhtmlタグを挿入するボタンが少ししかなく、見出しタグのボタンさえないので、記事の作成にはエディターを使っていました。Movable Type 4でも状況は同じでしたが、何かないものかと探したところ、ちゃんとありました。それが任意の機能のボタンを追加できるCustomEditorButton2です。
CustomEditorButton2
記事投稿画面のカスタマイズ
記事投稿画面に任意の機能のボタンを追加できるプラグインで、これを追加することで、今までエディターで行っていた記事の編集が、直接投稿画面でも行えるようになりました。これは素晴らしい、もっと早く探すべきでした。
CustomEditorButton2
管理画面のブログ記事投稿画面に、任意の機能を持ったボタンを追加できるプラグインです。以前に公開していたCustomEditorButtonのMT4対応版となります。
CustomEditorButton2の見た目はシンプルで、追加されたボタンは下段のアイコン del code pre ins ポケット、設定保存の6つだけ。ボタンの位置はマウスで移動でき、使わないボタンはこのポケットに入れれば非表示になる。無駄な物を表示しないこのセンスが良いですね。
デフォルトで用意されているボタンは少ないのは、新たに必要なボタンを作成して使う、という使い方が想定されているからでしょうか。
CEB2_plusUtility
もし新たにボタンを設定画面から作成できるなら簡単なのですが、そうではないので、CustomEditorButton2に使用頻度の高そうなボタンを追加してくれるCEB2_plusUtilityプラグインを、さらに追加しました。
CEB2_plusUtilityとは、Movable Typeのブログ記事投稿画面に、任意の機能を持ったボタンを追加できるプラグインのCustomEditorButton2に使用頻度の高そうなボタンを追加するプラグインです。
これでボタンが煩わしいほどの数に増えましたが、必要なボタンがほぼ揃い便利です。もちろん、使わないボタンを非表示にできるCustomEditorButton2ですから、多すぎても、しまっておけばよいだけです、問題ありません。実はCustomEditorButton2の紹介を最初に見つけたページが、このかたつむりくんのWWWでした。
Movable Type 4 のネタ集中掲載を終えて
Movable Type 4.27へのアップグレードの準備から運用スタートまでを、10ページ連続で集中的にを紹介してきました。MTの拡張は比較的簡単で、デフォルトでは機能を最小限に抑え、必要な機能は追加して使うというのを想定しているのかもしれません。標準のスタイルがミニマリストが適用されているあたりからもそう感じられます。
WordPressと比べると不便な点もいくつかあり、デフォルトではWordPressのほうが気が利いているという感じです。これから個人のブログをスタートするならWordPressのほうが良いかもしれません。
私はここまでmtを使ってきたという慣れもありますが、結構mtが気に入っています。カスタマイズするにも、mtならなんとかなるだろうと思えるので、できればここまま使いたい。mt4になってカスタマイズもしやすくなりました。このmt4への不満をちょっとだけ挙げると・・・
- mt4の不満
- 画像のアップロードが1つずつしかできない。
- 投稿文に画像を挿入する時、画像の選択画面にサムネイルi一覧が出ない。
- アイテムに表示されるようになったサムネイルは、クリックして元画像が表示されるだけなのか。
- 同一カテゴリーの記事一覧のウイジェットが標準でついていない
- デフォルトのウイジェット構成では、サーバの負荷が重過ぎるような感じ・・・
- カテゴリーアーカイブは最近の10件だけしか表示されない。11件目以降への「次へのリンク」が必要では?
- アーカイブインデックスの表示がやけに、そっけない。
- 公開されたページ中に「このページを編集」のリンクがあったほうが便利
- 4.27がMovable Type 4の最終版だが、MTOSだと4.3x迄ある。MTOSに移行すべきか・・& MT5なのか。
ま、この程度で、プラグインで解決できるものも結構あるのだが・・・。
いったんこれでmtから別の話題に移りますが、いずれまた集中的にmtネタを紹介しましょう。ここまでいくつか紹介したプラグインは、いずれも素晴らしいもので、作者に感謝致します。また、長々と読んでいただいた方、ありがとう。
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