fab51.comでは、管理者宛のメールアドレスをjavascript で表示させ、htmlソースからは読めないようにしています。これでスパムを減らそうという試みなのですが、javascript を使ったとしても、テキストで表示される限り、ロボットによっては読み取られてしまうようです。
メールフォームプラグインV2.10
メールアドレスを画像で表示させれば、ロボットには読み取られにくくなりますが、メールを送る方には余計な手間かけてしまいます。そこで、このブログではメールアドレスを表示しないで済むメールフォームを設置。これはMovable Type4にはない機能のためプラグインで実現しています。
実際に設置したblog.fab51のメールフォーム
メールフォームプラグインV2.10の設置
メールフォームプラグインV2.10は、MTのテンプレートを使ってメールフォームを管理することができるプラグイン。
当BlogではMovable Typeのプラグインを配布していますが、その中でメールフォームプラグインはダントツにダウンロード件数が多いです。この記事を書いた時点で、6,000件弱ものダウンロードをいただいています。このメールフォームプラグインをバージョンアップして、V2.0として公開します。
The blog of H.Fujimoto / MT4Plugin
The blog of H.Fujimotoでは多くのプラグインが配布されています。それぞれインストール方法や使い方を詳しく説明したページがありますから、それを読めば設置に困ることはありません。ここでは、このメールフォームプラグインV2.10の設置方法をざっと紹介します。MailForm_2_10bをアップロード
MailForm_2_10b.zipを解凍すると、「plugins」と「mt-static」の2つのフォルダができます。次にFTPで、mtディレクトリに、これらの2つをフォルダごとアップロード。
パーミッションを変更
アップロードしたmt/plugins/MailForm/mt-mail-form.cgiのパーミッションを705等に変更。(XREAは 700で動作しました。)
管理画面にログインする前に「以下のコンポーネントのアップグレード、またはインストールが必要です。」と表示され、アップグレードが開始されます。
Mail Form バージョン 2.10
アップグレード開始
テンプレートセットをインストール
管理画面のメニューで、「ツール」→「プラグイン」
「Mail Form 2.10」「設定」から「インストール」のボタンをクリック
「Movable Type 4.2標準テンプレート用」を選びます。
メールフォームテンプレートの名前が表示されていますから、そのまま、インストールをクリック
※メールフォームテンプレートはインデックステンプレートとして保存されます。
※残りのテンプレートは、テンプレートモジュールとして保存されます。
メールフォームの設定
ブログのメニューで「新規作成」→「メールフォーム」を選びます。
設定のタイトル:メールフォームにつける名前を入力します。
1つのブログで複数のメールフォームを扱う場合、それぞれのメールフォームに別々の名前をつけます。
各項目の設定が終わったら、ページ下の「変更を保存」ボタンをクリックして、設定を保存します。メールフォームの設定を保存すると、再度設定のページが表示されます。
メールフォームテンプレートへのタグの追加
メールフォームを動作させるためには、メールフォームテンプレートにタグを追加します。タグの追加は「メールフォームテンプレートに、必須のMTSetVarタグを追加」というボタンがあり、それをクリックすると、下記のタグが自動的に追加されます。
<MTSetVar name="mail_setting" value="メールフォームの設定の名前">
メールフォームのテンプレートを再構築
「メールフォームテンプレート」に、「メールフォームテンプレートの再構築」のボタンがあります。それをクリックすると、再構築が行われます。
メールフォームの動作の確認
「メールフォームテンプレート」の欄の右にある(クリップアイコン メールフォームの表示)のアイコンをクリックすると、メールフォームが開きます。メールフォームからメールを送信してみて、自分にメールが送信されることを確認。
詳しくは、The blog of H.Fujimoto:メールフォームプラグインV2.10の使い方