2007年11月アーカイブ

Phenom 2.4GHzの遅れはTLB errataが原因

The Inquirer発のニュースで『Phenom 2.4GHzの遅れはTLB errataが原因』という記事がHammer-Infoにある。次のレビジョンB3では、修正されているとのこと。
Hammer-Info 11/19によれば

B2 Rev. プロセッサを2.4GHz以上で、ある種のベンチマークを動かし、4-coreが100% loadになっている状態のときに、プロセッサのうちにはシステムがフリーズしてしまうものがあると分かったという。
業者には既にPhenom 9700 (2.4GHz) が流れているが引き上げられ、ローンチはPhenom 9500/ 9600 だけになる。TLBにerrataが見つかったためだ。 AMDから得た回答によれば、「TLB (Translation Lookaside Buffer) errataは L3 プロトコルにおけるもので、システムをハングさせる。AMDはすぐさまこのerrataを修正するupdate BIOSを投入している」

詳しくはHammer-Infoへ

AMD Phenom Quad-Core Processors

Realize New Possibilities with True Quad-Core Technology

AMDのクアッドコアプロセッサ フェノム9000シリーズが発表されました。英語のページにはFeaturing true multi-core designのように「true multi-core」あるいは「True Quad-Core」など、『真のマルチコア』であることが強調されています。キャッチコピーはAre you“ネイティブ”?。「本来のクアッドコアプロセッサなの?」と少し表現が抑えられていますね。
phenom

メモリのスポット価格は、いまだに下降中

メモリの実売価格はメモリのスポット価格の変動によって上下し、スポット価格が下がれば何日かのタイムラグがあってから、じわりと実売価格に反映される。ということのようで....PC Hotlineにはメモリ価格の下落が止まらず、とうとう1GBは2千円割れ、2GBメモリは7千円割れに突入したという記事がありました。ここまで下がると、この先どうなるんでしょう。

DDR2メモリのスポット価格

DDR2メモリ・スポット価格www.dramx.com
- DRAM eXChange のDDR2-667メモリ価格推移グラフ -
1GBモジュール向け:512Mbit DRAM 2GBモジュール向け:1Gbit DRAM

「Phenom」の発売日は2007/11/20

ネイティブ クアッドコアプロセッサのCPU、AMD「Phenom」がまもなく発売されるようです。
AMDの新型CPU「Phenom」の発売日、および国内での予価が判明した。正式発表日は11月19日、発売は翌20日からとなる模様。当日店頭に並ぶのは「Phenom 9500」(2.2GHz)のみで予価は約\30,000弱。
エルミタージュ秋葉原

Jetway J7F3E-PB(1750)とSuper pi

デュアルコアがスタンダードとなった2007年、シングルコアの「GeodeNX1750オンボード7F3E-PB」に求められるものは何だろう?。 省スペース、低消費、そして低価格。処理速度はその次かもしれない。それでもGeodeNX1750ならAthlon XP1.4GHzと同じ速さですから、通常の作業ならそう困ることはないでしょう。

Jetway J7F3E-PB(1750)のファンの回転数をコントロール

記事中に何度も電圧の値を示すために使っていたユーティリティーが「MyGuard」で、J7F3E-PBに付属のCDの「PC-Health」の項目がこのユーティリティーです。 コア電圧や、電源、メモリ電圧などのモニタリングとファンの回転数の表示ができます。デフォルトではファンの回転数は最高速度のままですから、どうすればファンの回転数をコントロールできるか簡単に紹介します。

J7F3E-PB(1750)は「AMD PowerNow!」に対応しているのか?

PowerNow!が動くかどうかWin2000 SP4にAMDのサイトから、AMD PowerNow!ドライバをダウンロードし、実行するとこのような画面になります。

AMD PowerNow!のインストール

インストール後、再起動して電源オプションのプロパティーを表示させると、出ました「AMD PowerNow! Technology」タブが!。 自動モードにすればPowerNow!が動作してくれるはずです。(ハードが対応していない場合はこれが出ない)

HGST Deskstar P7K500のモデルナンバー

Deskstar P7K500は2枚のディスクで500GBを実現しており、以前紹介したDeskstar 7K1000のMedia transfer rate(媒体記録再生時のデータ転送速度)が1070 Mbit/sだったのに対し、このP7K500では1138 Mbit/sと向上しています。このため実使用時でもDeskstar 7K1000より速そうです。そればかりではなく消費電力と騒音もデータ上低くなっていますから、PCの静音化にも有効なHDDかもしれません。

Deskstar P7K500のアドバンストパワーマネジメント

Deskstar P7K500は、最大40%の消費電力低減により、アイドルモード時において、250GBの製品で3.6ワット、320GB以上の製品では4.8ワットと大幅な低減を実現しています。同様にアクティブモード時でも250GBの製品では6.4ワット、320GB以上の製品では8.2ワットとそれぞれ低減しています。

250GBプラッターのHGST Deskstar P7K500の仕様

10月22日に発表された日立GSTのハードディスク Deskstar P7K500は、「通常のアイドルモードに比べ44%の消費電力を低減する低速回転モード」を持つのが特徴。消費電力が抑えられた製品は通常発熱も少なめですから、PCを静音化するには好都合なHDDではないかと注目しています。

hgst_deskstar-p7k500

2プラッタモデルのほうが騒音が少ない?!

Deskstar P7K500データシートを眺めていたら、面白いことに気付きました。騒音(Acoustics Idle (Bels,typical)の欄でディスク枚数1のモデルよりもディスク枚数2の大容量モデルのほうが、より低く記載されているのです、なぜだろう?。

Crystal CPUIDの表示と機能

クリスタルCPUIDの表示はこのようになりました。デフォルトだとクロックが139xMHzと表示されたので『掲載上の見た目を考え』ベースクロックを134MHzに設定し直して動かしています。BIOSのベースクロックの設定は133MHzのみで、166MHz設定はありません。ただしオーバークロックとして133〜165まで数値で指定できます。

CPU NameはCrystal CPUIDによる判定の欄で、Geode NXは AMD Mobile Athlon XP-Mと判定されています。Name StringはBIOSから取得した文字列でしたね、当然ここはGeode NXになっていました。

Jetway J7F3E-PB(1750)の起動確認

このボードはK7最後発だけにSATAインタフェースがあります。最近発売された、待機時の回転数を7,200rpmから4,500rpmに落とす「Low RPM Idle」動作ができるHGST Deskstar P7K500を入手してからチェックしようかと思っていましたが...とりあえず手持ちのATA HDDを使ってテスト。

このJ7F3EはモバイルCPUを定格で起動

動作クロックは定格の1.4GHz、コア電圧表示1.26Vの定格で起動しました。 デフォルトでモバイルCPUを定格起動できるマザー、これがほとんどないわけで...まあ、GeodeNXオンボードのマザーですから当然なんですが。

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