J7F3E-PB + PowerNow!

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J7F3E-PB(1750)は「AMD PowerNow!」に対応しているのか?

PowerNow!が動くかどうかWin2000 SP4にAMDのサイトから、AMD PowerNow!ドライバをダウンロードし、実行するとこのような画面になります。

AMD PowerNow!のインストール

インストール後、再起動して電源オプションのプロパティーを表示させると、出ました「AMD PowerNow! Technology」タブが!。 自動モードにすればPowerNow!が動作してくれるはずです。(ハードが対応していない場合はこれが出ない)

電源オプション

パフォーマンスの設定は以下

  • 自動モード:CPUの負荷に応じてクロックや電圧を変動させる、つまりPowerNow!『ON』
  • ハイパフォーマンスモード:最高クロックでの動作を保つ。

AMD PowerNow!動作中

電圧モニタ用のソフトとCrystalCPUIDを起動し、PowerNow!が動作しているかどうかを確かめたところ、ちゃんと動いていました。 Geode NX1750なので最高1.4GHz〜667MHz迄、負荷に応じて自動でクロックと電圧が変化しています。変化が速すぎ中程度の負荷率の場合の画像が撮れませんでした。 面白いのはPowerNow!の動作によりOS起動後すぐに667MHz 1.05Vまで下がり「すぐCPUファンが停止してしまう」ことです、室温は20度程度。K7ではこんなことをはじめて経験しました。

負荷率が高い時、1.4GHz 1.25V

負荷率がほとんどない時、667MHz 1.05V

AMD PowerNow!動作中でも、Cristal CPUIDのリアルタイムクロック表示や情報表示に関しては問題は起きませんでしたが、 倍率変更機能はを使うとフリーズしますから、Cristal CPUIDの倍率変更機能を使うには、電源オプションを『ハイパフォーマンスモード』に切り替えてPowerNow!をOFFにします。

AMD PowerNow!とは、Athlon XP-MなどのAMD製モバイルプロセッサを搭載したノートPC向けのパワーマネージメント・システムで、 CPUの負荷が高い状態では最高クロックでCPUを動作させ、負荷が低くなるとクロックとコア電圧の両方を一気に下げて電力の消費を抑える機能です。

AMD PowerNow!はOSにインストールする『ソフトウエア』とAMDのモバイルCPU、そしてBIOSに組み込まれた『動作可能なCPUのデータ』が必要なため、普通のデスクトップ用マザーでは動作しませんが、このマザーではどうなるかを試しました。Win2000 SP4ではうまく動きましたがwindowsXPではどうなるか?Cristal CPUIDを使ったほうが良いかもしれません。
詳しくはowletworks/できるかな? PowerNow!

尚、より新しい世代のAMD Athlon64系(もちろんX2も)プロセッサでは消費電力の低減は必須となっているようで、デスクトップPCでも『Cool'n'Quiet』という同様なパワーマネージメント・システムが提供されています。

AMD PowerNow!ドライバのダウンロード

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2007年11月10日 作成:ita

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